ミニスケールの手間と情熱(そのA)




 1/144ブロックヘッドです。

 「クラブガンナー」で知られるアビテート社が開発した二足型コンバットアーマーで、重装甲でありながら高出力ジェネレーターを搭載し、機動性も高い機
体です。
 搭乗員は2名で操縦手と射撃手に分かれているのも斬新でした。

 デロイアには当初B型(赤)が配備されていましたが、後にXネブラ対応のC型(緑)も登場しています。

 ストーリー序盤は事実上ダグラムとソルティックくらいしか登場せす、中々新型が登場しない状態でしたので、ブロックヘッドの登場は鮮烈でした。それ
も番組登場前にタカラの広告に何の説明も無く登場していたので、もの凄く驚いたのをよく覚えています。


 重量感あふれるデザインで、好きな方も多いのではないでしょうか。




 さて、この1/144キット、CBアーマーコレクションシリーズの中でも出色の出来だと思います。
 多少修正が必要なダグラム、ソルティックと違い、プロポーションは完璧です。個人的にはタカラの1/72や1/48を超えているんじゃないか?なんて思
ってしまいます。

 よって、特に大きな改造はせず、ポーズ固定にて仕上げました。

 このシリーズは基本的に直立不動しかできないので、ポーズ付けをするだけで大きく印象が変わります。デザインのせいもありますが、キットのままだと
両手でマグランチャーを持てないので、さりげなく両腕を延長して足を踏ん張らせてみました。
 更にHJの記事を参考に、パイロットが多少でも見える様シート位置を調整しておきました。














 後はちょいちょいと筆塗りして完成。
 大スケールと見紛う、重コンバットアーマーのフォルムをお手軽に楽しむ事が出来ました。




 改めて見ると…ブロックヘッドってかなり大きい機体だったんですねえ…。ダグラムと比べると一回り以上大きいです。
 1/72や1/48ではオーバースケールなんじゃないか、と思うほど大きかったんですが…1/144でも大きく感じます。これが当時200円だった事を考え
ると、相当お得なキットだった、と言えるかもしれませんね。

 しかしこのシリーズは本当に面白いですね。
 いくらでも作って並べたくなってきます。
 完成品は完成品を呼ぶんでしょうか? 制作意欲が湧き過ぎて、困る程です。

 あろうことか、2つ購入したはずのBOXがいつのまにか3つになっていたりして…。


 さて、次はどれを作ろうかな…。




(2011.12.3)

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